シンスプリントとは? 【高校生ブログ】

はじめに
こんにちわ!
部活も新1年生が正式に入部が決まってきたころなのではないでしょうか?
そんな頃に出やすいスポーツの怪我があります。
それはシンスプリント。
一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
今回はそんなシンスプリントについて書いていきたいと思います。
どーも高校生ブロガーのせーあです。前に自己紹介をしているのでぜひそちらもご覧ください。
定義
ではシンスプリントとはどんな怪我なのでしょうか。
スポーツの怪我には大きく分けて2種類あります。
「スポーツ障害」と「スポーツ外傷」です。
シンスプリントはスポーツ障害といわれる分類に入ります。
これは、何度も使ったりすることで徐々に怪我が進行していく怪我になっています。
その中でもシンスプリントはすねの内側下から3分の1が痛くなる怪我です。
シンスプリントのほとんどは脛骨過労性骨膜炎といわれるものです。
これが行き過ぎると疲労骨折につながることも稀ではありません。
症状
症状としてはすねの内側下から3分の1を押すと痛い圧痛であったり走ったりしたときに痛くなる運動痛があります。
シンスプリントは転んだときみたいに怪我した瞬間がはっきりすることは少なく、気づいたら痛むことがほとんどです。
なので、シンスプリントの初期症状としては
「あれ、なんかすねの辺りに違和感あるな。。」
といった感じです。
痛み度合い
痛みのレベルは4つに分けられるとされています。
Stage1:痛みはあるがウォームアップにより消失する
Stage2:ウォームアップにより痛みが消失するが、スポーツ活動終了近くに痛む
Stage3:日常活動に支障はないがスポーツ活動中、常に痛む
Stage4:局所の痛みは常に存在して日常生活にも支障がある
原因
原因はすね周りの筋肉の柔軟性の低下や筋力不足などが大きな原因です。
詳しく言うと
骨の周りには骨を守る骨膜という組織があります。
筋肉と骨はつながっているので筋肉の柔軟性が低下すると骨膜が引っ張られます。
すると骨膜炎を起こしてしまうのです。
難しいので簡単に言うと、筋肉が硬くなって骨に負担をかけているということです。
治療
基本的には安静にすることが第一番です。
また手術のような一発で治すこともできないので長く付き合っていかないといけません。
予防
予防の方法はたくさんありますが、何個かをピックアップしておきます。
靴のインソールを変える
すねに負担がかかる原因の一つに足裏でうまく衝撃を吸収できていないことがあげられます。
なのでインソールを変えることで衝撃をうまく吸収し、すねへの負担の軽減が期待できます。
最近ではスポーツ用品店でも自分専用のインソールを作ってくれるところもあるみたいなので是非活用してみてください。
すね・ももの筋肉をストレッチ、トレーニングする
筋肉の柔軟性の低下や筋力不足もシンスプリントの原因の一つです。
なのでその筋肉を整えることでシンスプリントの改善が期待できます。
詳しく言うと
足先を上にあげる前脛骨筋(ぜんけいこつきん)
足首を内側にひねる後脛骨筋(こうけいこつきん)
足先を下に向ける腓腹筋(ひふくきん)・ヒラメ筋
この辺の筋肉の柔軟性と筋力の向上を図ることでシンスプリントへの予防になります。
テーピング・サポーターをする
すね周りのサポーターやテーピングをするのも予防の効果があります。
ザムストなどで売っているサポーターで十分効果があるとされています。
テーピング方法は調べたらすぐに出てくるので調べてみてください。
ただ、サポーターやテーピングに頼ると筋力が低下する可能性があるので、あくまでも一時的なものとして使用することをおすすめします。
まとめ
今回はシンスプリントについてまとめていきました。
僕自身も中学一年生のころに経験した怪我ですが、痛みがひどくなるまで全く気づきませんでした。
なかなか初期段階で気づくのが難しい怪我ですが
「あれ、変だぞ」と思ったらすぐに予防や改善策を取って治してください。
ではでは
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
-
前の記事
JCS GCS とは? 意識レベルの評価方法 【高校生 ブログ】 2020.06.05
-
次の記事
急性硬膜下出血 とは? 【高校生 ブログ】 2020.06.21